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大きな絵の話

アメリカの現代美術の話をずっとしてきました。
アメリカの現代美術の最大の特徴はサイズがデカイ、ということです。
 
ほとんどの日本人(アーチスト)がその大きさに驚き、圧倒されてしまいます。
しかし、大西は全く驚きませんでした。
何故なら、若い頃、日本で映画美術や看板描きの仕事をしていて、大きな絵を描くことに慣れていたからです。
日本でやった大きな絵の仕事を紹介しましょう。

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これは、今では世界的なアーチストとなった映画美術の種田陽平と大西がコンビを組んでやったものです。

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見て下さい。このバカデカイ画面。
何と、たて6m、横12mあります。
引きで写真が撮れないくらい、デカイのです。
恐らくどんな日本の画家も、このサイズの画面には尻込みをすることでしょう。
しかし、寺山修司の映画において画家、合田佐和子の助手として大きな絵を2年に渡って描き続けて来た種田陽平と大西にとっては、全く恐るるに足らないサイズだったのです。

*合田佐和子に関しては左欄カテゴリの「寺山修司と合田佐和子」をクリック。

IMG_1051.jpg

見て下さい。このコマ送りのような仕事の速さ。絵の進行。

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魔法にかかったように、6m×12mの画面が仕上がっていきます。

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写真の撮影はもちろん大西。あー、今見てもスゴイです。

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このようなサイズの絵を描ける場所は東京にはありません。高崎の古い倉庫を借り上げ、まず、鉄のパネルを組み上げ、画面を造り、泊まり込みで集中的に絵を仕上げるのです。

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引きがないので倉庫の外から撮った写真。

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人物(種田陽平170cm)と比べて絵の巨大さが解ると思います。

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猛スピードで絵が仕上がっていきます。

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6m×12mというのは看板としては日本最大級の規格です。

IMG_1060.jpg

田舎の小学校の校舎くらいの大きさがあります。

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当時、大西と種田のコンビは日本の看板業界で注目される存在でした。
大きな写真の看板が技術的にまだ難しかった時代、手描きの看板の需要は非常に大きく、広告代理店が絵の上手い画家にはいくらでもお金を払いました。

大西と種田は絵のタッチがよく似ており、同じ画面の中にあっても全く違和感がありませんでした。
最大の特徴は写真をそっくりに描いたライバルたちの看板に比べ、絵の抑揚やタッチが少しづつ強めで、出来上がって遠くから見ると他の看板よりもはるかによく目立つ、ということでした。
 
IMG_1070.jpg

この絵とは違いますが東京、青山の交差点にあった日本一有名な看板もこのコンビによるもので、某J-POPアーチストのMVの背景にも使われるくらい印象的なものでした。

IMG_1079.jpg

どうでしょう。
大きな絵の描き方。
普通の(サイズの)絵の描き方がアーチストの仕事だとすると、大きな絵の描き方は土方のような体力、精神力(?)が必要なのです。

このような仕事ができたことは(大西と種田にとって)とても幸運なことだったと思います。
 
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Ameia Earhart

I found some descriptions on a newspaper, about American famous aviator, Amelia Earhart.
She is my favorite.
That description is based on many many misunderstandings.
That is not true.
Amelia is not a US spy.
Don,t be deceived.
I get angry, a little bit.
Sorry!

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FC2ブログへようこそ!画家の大西信之です。日本とアメリカのファインアートとポップカルチャーに興味があります。最初は自分の仕事、ゆくゆくはその他の事柄についても取り上げていきたいと思います。

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