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ピス・クライスト

 ピス・クライスト(Piss Christ)はアメリカの作家、アンドレ・セラーノ(Andres Serrano)が1987年に制作した、十字架に架けられたイエス・キリストの像を自分のピス(小便。本物のオシッコ!?)に漬け込んだ作品です。

 アメリカ中、ヨーロッパ中で大変な物議を醸しました。

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 これが、ピス・クライストです。
 何故、こんなトンデモナイ(汚い?)作品が生まれたのでしょう?

 世界一、解りやすく解説してみましょう。

 この作家の最初の一歩はキリストの像に自分の小便をひっかける、というものだったと思います。
 日本でも昔「立チ小便ヲ禁ズ」という塀の注意書きの横には、必ず神社やお寺のマークが書いてあって、神社のマークに向かって立ち小便などしたらバチが当たるゾ、という心理的効果で多少の抑止力があったわけです。
 恐らく、この作家も最初はビクビクしながらキリスト像に小便をかけ、バチが当たるかもしれないと何日かおびえて暮らし(日本では神社のマークに小便をかけるとオチンチンが腫れる、という迷信がありましたが恐らくはそれと似たものでしょう。女性の読者の方。すみません!)大丈夫と解ると、また小便をかけ、今度こそバチが当たると思うとまたもや当たらず、しかし、そのキリスト像に小便をかけるという罪悪感、背徳感はこの作家にとって性的、宗教的にものすごい快感を伴うため、どんどんエスカレートして終いにはこんな罰当たりなことをしている自分を皆に見てほしい、こんな恥知らずの自分を見ず知らずの多くの人に見てほしい、という気持ちが昇華してこの作品になったのだと思います。
 その根底には実は、キリスト教に対する深い信仰があるわけです。

 私はこの作家に会ったことは無く、この解説は全部、想像で書いているのですが、どんな日本の美術評論家の解説よりも正しいと思います。

 これが現代美術なのです。
 これがコンテンポラリー・アートなのです。

 この作家の心の奥底にあるのは、こんな罪深いことをしてしまったらいつかきっと神様のバチが当たるだろう、いつかきっと私のオチンチンは腫れ上がるだろう(女性の読者の方。重ね重ねスミマセン)ああ、こんな罪深い私に神様、どうかひどいバチを当てて下さい、というものなのです。

 日本の美術評論家のこの「ピス・クライスト」に対する解説、説明がことごとく薄っぺらで浅く、無内容で、しかも解りにくい(全く解らない)のと比べてどうでしょう?

 日本の美術評論家が言うように「現代美術」はスノッブでラジカルでとっても難解だけど、とっても知的でオシャレなエンタテイメント!?などではないのです。

 欧米の「現代美術」はこんなにこんなにこんなに、解りやすいものなのです。

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AKB48

 AKB48に興味を持ったのは、彼女たちがロサンゼルスの「アニメ・エキスポ」(ANIME EXPO)のゲスト・オブ・アナーになっていたことを知ったからです。
 アニメ・エキスポの関係者に話を聞くと、色々なことが解ってきました。

 2010年のアニメ・エキスポでアメリカ人の撮ったムービーを見ると、秋元才加というメンバーが主役で、グループの紹介、司会者とのやり取り、曲の説明などショーの進行の全てを受け持っています。
 しかし、日本のTVではその部分が全てカットされていました。

 何故でしょう。

 秋元才加は母親がフィリピン人のハーフで英語はほぼネイティブだったのですが、そのことを当時、公式には秘密にしていたのです。
 彼女は家が非常に貧しく、仕事先などで余ったお弁当を全て家に持って帰っていた、というエピソードが知られており、勉強が苦手で得意な科目は体育?というキャラから、英語がペラペラでアメリカ人と対等に渡り合っているシーンは非常にまずかったのでしょう。
 貧しい家に生まれて努力を続けてきた少女にとって、このアニメ・エキスポは自分の英語力を生かせる一世一代の晴れ舞台だったろうと思うと、とても悲しい気持ちになります。
 
 この時のAKB48のショーの様子はYouTubeで広く見られますから、興味のある方はぜひご覧になって下さい。
 (アニメ・エキスポについては左欄、カテゴリのアニメ・エキスポをクリックして下さい)

 秋元才加さんの顔がよく解らないので、指原莉乃さんの顔を上げます(秋元ファンの皆さん。すみません)

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FC2ブログへようこそ!画家の大西信之です。日本とアメリカのファインアートとポップカルチャーに興味があります。最初は自分の仕事、ゆくゆくはその他の事柄についても取り上げていきたいと思います。

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