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現代美術 6

 大西がこのブログで美術、アートというのは基本的に現代美術のことです。
 ルネッサンスも印象派もダ・ヴィンチもゴッホも大好きですが、やはり今、生まれているもの、これから生まれてくるものに興味があります。
 同じように音楽と言えば現代の音楽、JAZZ、ロック、ソウル、ゴスペル、ラップ、ヒップホップ(多過ぎて書ききれません)などのことでクラシックのことではありません。
 美術も音楽もクラシックはヨーロッパが中心ですが、現代はアメリカが中心です。
 恐らく他の芸術ジャンルにも似たような傾向があると思いますが(舞踏であればクラシック・バレエはヨーロッパ、コンテンポラリー・ダンスはアメリカ、のような)余り詳しくないので書けません。
 涙。

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現代美術 5

 ここまで音楽の話では黒人が、美術の話では白人が多く出てきたことに気づかれたでしょうか。
 日本人はRACISM(人種主義、転じて人種差別)というものを日頃、余り意識していないと思いますが、必ずしも差別は白人から黒人に向かうものだけではありません。
 ニューヨークの一流JAZZクラブのオーディションで演奏のレベルが同じくらいであれば、白人を落として黒人を採ると言います。
 それはアメリカ中、世界中から集まる観光客、JAZZファンがニューヨークのJAZZクラブに期待しているものはカッコイイ黒人ミュージシャンの演奏だからです。
 どんなに演奏が良くても白人ばかり出演していては、お客さんはガッカリしてしまいます。
 白人はむしろ黒人より優れた演奏をしないと、一流のクラブには出演できません。
 これが日本人には解りにくい「差別」(RACISM)なのです。

 アートの世界でも長い間、全く同じような差別が存在していました。

 JAZZの世界では白人ミュージシャン、主にユダヤ系やイタリア系のミュージシャンが差別と戦い、差別を乗り越えてきました。

 アートの世界におけるマイノリティ(少数派、弱者)日本人はどうやって欧米の美術界で活躍できるようになったのか?

 それを、これからお話ししましょう。

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JAZZ 番外編2

 アメリカの音楽は黒人が創って白人がマネしていく、というパターンが多いのですが、最初は宗教色が強く、段々世俗的(商業的?)になっていくのが面白い所です。

 LAの友人。リック・メイズ。
 大西の絵をリビングに飾っています。
 ヒップホップが好きですが、もちろんイスラム教徒ではありません。
 笑。

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JAZZ 番外編

 「イエス・キリストは黒人だった」という主張をする宗教団体。
 若いアフリカ系アメリカ人(黒人)はイスラム教に傾倒することが多いのですが、この「イエスは黒人」(JESUS IS BLACK)という主張も結構人気があり、日本人にはビックリですね。
 
 同じような主張としては「ベートーベンは黒人だった」(BEETHOVEN IS BLACK)というのもあります。
 これは、ちょっと納得?

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 しかし、イスラエルの12のトライブ(部族)なんて、カッコ良すぎ。
 日本に来て、EXILEに入りなさい!

JAZZ 6

 JAZZというのはアメリカ音楽の中では少し異色です。
 もう一つの柱、ロックはブルース→リズム&ブルース→ロックンロールと発展してきたもので、ソウル、ニグロ・スピリチュアル、ゴスペルなどと並んでキリスト教の賛美歌や労働歌がルーツですし、ラップ→ヒップホップの流れは元々、ブラック・ムスリム、黒人のイスラム教徒たちが始めた音楽です。
 それに対し、その呼び名がJAZZY(ジャズィ)、街のざわめき、騒音を表す擬音語から来ていることからも解るように、JAZZには宗教的なバックグラウンドが全くありません。
 元々、ヨーロッパ音楽というものはバッハにしろブラームスにしろベートーベンにしろ皆、キリスト教の教会音楽ですから、そういった宗教的なバックグラウンドが全く無いJAZZは、最も現代的でアメリカ的な音楽と言えるでしょう。

 とはいえ、泥臭いゴリゴリのゴスペルやパブリック・エナミーのようにモロにイスラム教の教え丸出しの初期のラップ・ミュージックもまたカッコイイのですから、音楽というものは本当に奥深いものです。

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 ちなみに、日本にゴスペラーズというムード歌謡コーラスグループ(笑)がありますが、デビューしてしばらくして、スミマセン、僕らの音楽はゴスペルではありません、僕らの音楽はアカペラです、という記者会見をしました。
 アカペラはイタリア語で、ア・チャペル、キリスト教の教会で歌う歌、という意味ですから、これはどこまでいっても堂々巡りですねえ(笑)

JAZZ 5

 この絵はナント、チェット・ベイカーの名アルバム「チェット・ベイカー・イン・トーキョー」(Paddle Wheel)のジャケットに使われているのです。
 このアルバムはチェットの晩年を代表する一枚で、中に収められた「マイ・スィート・バレンタイン」などはチェットの長いキャリアの中でも最高の演奏と言われているものです。
 アメリカのバイオグラフィでも必ず代表作として取り上げられています。

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 まさに虎の威を借るキツネという奴で(トホホ)アルバムの素晴らしさに助けられて、日本でもアメリカでも大変人気のある一枚です。
 ニューヨークの展覧会ではお客さん同士が奪い合いになりました。(ホントの話です)

 もし、この絵を持っている人がいたら、ぜひ大切にして下さい。 

 

リトグラフ

 大西のリトグラフは日本とアメリカで長年にわたって売っているのですが、最も人気のある一枚はこの絵ではないでしょうか。
 タイトルは"DEDICATED TO CHET BAKER"(チェット・ベイカーに捧げる)。
 伝説的なJAZZトランぺッター、チェット・ベイカーに捧げる一枚です。

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FC2ブログへようこそ!画家の大西信之です。日本とアメリカのファインアートとポップカルチャーに興味があります。最初は自分の仕事、ゆくゆくはその他の事柄についても取り上げていきたいと思います。

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