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個展やります!

 個展やります。
 会場は東京、京橋の「あらかわ画廊」。
 tel 03−3566−5213 
 会期は 3月3日(月)〜3月14日(金)
 11時〜6時(最終日4時)
 日曜、休み。
 ブログの続きをお話ししましょう。
 皆さん、いらっしゃって下さい。

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現代美術4

 何故、アメリカの美術界では女性の地位が高いのでしょうか?
 それは、ペギー・グッゲンハイムという一人の女性の存在が大きく影響しています。
 皆さん、ニューヨークのグッゲンハイム美術館をご存知でしょうか?
 かの有名な建築家、フランク・ロイド・ライト設計の白いかたつむりを思わせる独特の建物で名高い、近現代美術館です。
 この美術館はペギー・グッゲンハイムというたった一人の女性の美術コレクションと深い関係を持っています。

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 ペギーは大金持ちの一族に生まれた女性でしたが美術好きで度々、ヨーロッパに渡り、多くのヨーロッパ近代絵画を収集していました。
 かつて、アメリカは良く言えば新興国、悪く言えば成金大国で独自の文化や芸術が全くありませんでした。
 そのため多くのアメリカ人がヨーロッパに渡り、絵画、美術品を購入していましたが、それはフランス政府推薦の格調高い歴史画や宗教画で、今となってはひどく古くさい骨董品ばかりでした。
 少し遅れてヨーロッパに渡ったペギーは「あら、これ素敵」「これ、カワイイ」「これ、好き\(^o^)/」と無名の画家たちの絵を買いあさりましたが、それがピカソ、ブラック、クレー、カンディンスキー、モンドリアン、ミロ、シャガールなど後に美術史に残る大傑作ぞろいだったのです。

 どうです?
 男と女の違いを感じませんか?
 男性は、これはフランス・アカデミーの推薦だから、官展の入選作だから、評論家の高い評価を受けているからと、目玉が飛び出るほど高いお金で古くさく平凡な歴史画を大量に購入したのに対し、ペギーは自分の目と感性だけでピカソ、カンディンスキー、シャガールを非常に安い値段で(ほとんどが値上がりする直前でした)買いまくったのです。
 大西の個人的な経験からいっても男性はこの画家は有名な評論家がほめているからとか、美術市場で将来、値上がりしそうだからとか考えがちなのに対し、女性は自分の好みを優先して絵を選ぶような気がします。
 これは決して男女差別ではありませんよ。
 ディップ・ディガー、穴掘り人夫に関しては男性の方がはるかに優れているのですから。
 笑。

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 ペギー・グッゲンハイムには会ったことがないので恐らくペギーはこんな人だったろう、という人。
 シアトルCOCAの館長。スーザン・パーヴス。
 真に偉大な精神の持ち主です。

プロフィール

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FC2ブログへようこそ!画家の大西信之です。日本とアメリカのファインアートとポップカルチャーに興味があります。最初は自分の仕事、ゆくゆくはその他の事柄についても取り上げていきたいと思います。

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