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ニューヨーク Vol.7

 フランス人やイタリア人のアーチストに比べると言葉(と容姿?)のハンデがある大西ですが、ギャラリー近くのレストランや書店を回って展覧会のカードを置いてもらうことにしました。
 しかし、これが中々置いてもらえません。
 断られて断られて疲れ果てた大西の目の前に現れたのは、一軒のアニメ・ショップでした。
 ここで言うアニメ(ANIME)というのは英語で日本製のアニメーションという意味で、サムライやゲイシャのように外来語として完全に定着しています。
 ディズニーなどアメリカのアニメは、トゥーン(TOON)と言います。
 ややこしい話ですがアメリカの大きなDVDショップでは、”ANIME”の棚と”TOON”の棚は完全に分かれていて、初めて入る日本人はちょっとビックリします。
 つまり、アメリカでアニメ・ショップと言ったら、日本製アニメに代表される日本の現代文化全般を扱う店、という意味なのです。

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ニューヨーク Vol.6

 JAZZクラブで展覧会の告知をしてから、少しずつ大西の絵を見るお客さんも増えてきました。
 最初に買ってくれたのは何と観光でニューヨークを訪れていたドイツ人のコンピューター技師でした。
 よほど気に入ったのか、ニューヨークのお土産にするつもりだ、と言っていました。
 大西はニューヨーカーではないのですが・・・

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ニューヨーク Vol.5

大西はニューヨークに行くと必ず立ち寄るJAZZクラブ"SWEET BASIL”に行って、展覧会のカードやフライヤーを置いてくれるように頼むことにしました。
 大西の絵は何枚か有名なJAZZミュージシャンのアルバム・ジャケットに使われているため、少数ですがファンがいるのです。
 黒人のマスターは非常にいい人で 「ヘイ。オオニシ。妹のジュンコは元気にしているか?」 と相変わらずのオヤジ・ギャグ(アメリカン・ジョーク?)で迎えてくれます。

 注:JAZZピアニストの大西順子さんはニューヨークでは非常に有名で、オオニシですと言えばジュンコのお兄さん? 親戚? と言われるのです。もちろん、アカの他人です。順子さん。すみません。

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ニューヨーク  Vol.4

  ニューヨークのアートシーンは本当に国際的です。
 展覧会のオープニング・パーティーではフランス語やドイツ語が飛び交い、アーチストは映画スターのようにふるまいます。
 6人が参加したこのインターナショナル展でも、現地の美術雑誌や新聞の取材は若くてハンサムなフランス人アーチストに殺到し、大西の所には全然来ません。
 ちなみに下の写真がその一番人気のフランス人、ブルーノ・リ・ベイルです。
 身長は190センチほど。
 絵は後ろにあるカッコイイ(難解な)抽象画です。
 彼はニューヨークでもフランス語しかしゃべりません。
 横で聞いていたら、雑誌の取材も全部フランス語でした。
 ああ。
 しかし、展覧会の会期は二週間あります。
 大西もどこかで挽回を考えなければなりません。

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ニューヨーク Vol.3

  SOHOのギャラリー、ART54での展覧会は6人のアーチストによるグループ展でした。
 フランス人ブルーノ・リ・ベイル、イタリア人カール・ガサー、ドイツ人R.M.J.コペル、ドイツ人がもう一人とアメリカ人一人、それに日本人の大西というインターナショナル・エキジビションでした。
 イタリア人は英語とイタリア語を、フランス人はフランス語を話すのですが、ギャラリー・オーナーはフランス語、イタリア語がペラペラで、大西の下手くそな英語は全然、聞いてくれません。
 オーナーの耳元で大声を出さないと何も通じないのです。
 大西。この壁。欲しい。
 大西。すぐ。やる。今。やる。
 大西。ウソつかない。
 その度に、ギャラリーのスタッフはどっと笑います。
 大西の英語は昔の映画に出てくるネイティブ・アメリカン(インディアン)やターザンが話す英語だそうです。
 そんなことを言われてもねえ。とほほ。
 それでも、やっと展示が終わってオープニングの日が来ると、ギャラリーの顧客のためのレセプション・パーティーが開かれます。

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ニューヨーク Vol.2

 ニューヨークで成功するには、体力と声の大きさが重要です。
 ビジネスマンや外交官の話ではありません。
 芸術家でも、そうなのです。
 男性なら背の高さも重要です。(女性は低くても大丈夫。日本の女性は世界一、人気があります)
 ネゴシエイト(交渉する)、コンピート(競争する)といった言葉がよく使われます。
 内気で無口な大西など大変です。
 SOHOにあるギャラリー、ART54での大西の展覧会も、まさにそんなニューヨークらしい展覧会でした。

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ニューヨーク

 渋谷や秋葉原もすごいですが,ニューヨークは世界一刺激的な街だと思います。
 芸術を志す人、演劇、音楽(ジャズ)などをやっている人たちにとっては、世界一競争の激しい街だと思います。
 大西もグループ展を一回、個人イベントを一回、この街でやっています。

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リトグラフ

 1990年代から2000年代にかけて日本とアメリカの大都市に住んでいた人なら、大西の絵を見たことがあるかもしれません。これはリトグラフ、古くは石版画、今は平版画と呼ばれる版画の一種で日本では渋谷など各地のLOFT、新宿伊勢丹、プランタン銀座などのデパートで数多く売られていました。
 この絵のタイトルは“Dedicated to Duke Ellington"(デューク・エリントンに捧げる)。
 演奏会場に向かうジャズの貴公子、デューク・エリントンとその仲間たちをイメージして描かれたものです。

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FC2ブログへようこそ!画家の大西信之です。日本とアメリカのファインアートとポップカルチャーに興味があります。最初は自分の仕事、ゆくゆくはその他の事柄についても取り上げていきたいと思います。

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